聖書 そこにある真実

聖書に基づいて政治・歴史・預言を紹介

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

聖書と冷戦 第3回 ロシア内戦(Bible and Cold War 3rd Russian Civil War)

ロシア内戦 十月革命によってモスクワから追放されたメンシェヴィキ(白軍)は、憲法制定議会議員委員会 (サマーラ)とシベリア共和国(オムスク)、ドン全大軍(ノヴォチェルカースク。他武装集団を率いて南ロシア軍へと発展しました)に別れて抵抗しまし…

聖書と冷戦 第2話 ロシア革命(Bible and Cold War 2nd Russian Revolution)

ロシア革命 まず血の日曜日事件(1905)以降、ロシア皇帝ニコライ2世の止まる所を知らない暴政に対し、第一次世界大戦による疲弊の最中で我慢の限界を迎えた国民が皇帝を引き摺り下ろし、ケレンスキーが実権を握る形でロシア臨時政府が成立しました(二月革…

聖書と冷戦 第1話 第1次世界大戦(WWI)

第1次世界大戦:オーストリア・ハンガリーがブルガリアとバルカン半島南部(セルビアなど)をシェアしようとしたのを阻止すべく、セルビアが皇太子暗殺など陰湿なことをした結果発生しました。 オーストリア・ハンガリーの同盟国ドイツのグループ(中央同盟…

バルカン戦争(Balkan Wars)

第1次:青年トルコ党(立憲主義を政治利用し、独裁化したトルコの若手グループ)を中心としたトルコ(イスラーム帝国)の独裁に対するバルカン諸国の蜂起です。 ロシアが支援するバルカン同盟(ブルガリア、セルビア、ギリシャ、モンテネグロ)が、オースト…

伊土戦争(Italo-Turkish War)

イタリアがトルコ(イスラーム帝国)の核心領土の一つ・リビアを獲得しましたが、イギリスがこれを黙殺したことで(トルコから見れば主権侵害)国際秩序のほころびをもたらした戦争です。 また戦車や戦闘機が初登場しました。 第一次世界大戦の遠因となりま…

日露戦争(Russo-Japanese War)

日露戦争(1904〜1905) ロシア皇帝への不満を一気に高め、ロシア革命の源流となったと同時に、アジアの国がヨーロッパの国に勝ったということで、第三世界覚醒のきっかけになりました(実際にアジアでは、日本の勝利を祝った人は少なくありませんでした)。…

聖書と冷戦 第0話(Bible and Cold War 0th)

共産主義 マルクス、エンゲルスとレーニンが、格差社会を終わらせるために、一党制による平等社会を目指すべく考案・実行した思想です。 言ってることは理想だけど、人間は罪人だから実現不可能。真の平等は神を知り、恐れることで実現可能、という話です。 …