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朝鮮史シリーズ番外編 終末と朝鮮〜後編〜

みなさんこんにちは。梶原です。

今回は、週末と朝鮮について、前回から続いて書きます。

 

前回では、エゼキエル書38章とダニエル書11章から、ロシアとその同盟国(東側諸国)がイスラエルに攻め込むこと、アメリカによる経済制裁で共産中国という後ろ盾を失い、孤立を深めた北朝鮮がロシアに依存し、共にイスラエルを侵略する可能性が高いことを書きました。ロシア、イラン、スーダンリビアベラルーシ、トルコ、中央アジア諸国、アルメニアアゼルバイジャンイラク、シリア、レバノンイスラエルとヨルダン、アフリカの経済的筆頭のエジプトに攻め込みます。

 

彼は国々に手を伸ばし、エジプトの国ものがれることはない。彼は金銀の秘蔵物と、エジプトのすべての宝物を手に入れ、ルブ人とクシュ人が彼につき従う。(ダニエル11:42〜43)

東側諸国のこの戦争の動機は略奪です。この時、ヨーロッパに統一国家が現れ、世界を統一しようとしています。ロシアとその同盟国(東側諸国)はその統一を拒絶して経済制裁に遭い、共産中国という後ろ盾を失っているので、ますます苦境に陥っています。そのため、人口爆発と湾岸諸国との繋がりで経済的に非常に豊かになっているイスラエルとアフリカを狙うのです。リビアスーダンが参戦しますが、彼らはエジプトで他の同盟国軍と合流するのです。リビアは現在内戦中ですが、西部にこもる勢力(トリポリ政権)はトルコと関係が深く、東側にこもる勢力(トブルク政権)はロシアと関係が深いです。そしてスーダンは去年10月にイスラエルと国交を結んでいますが、歴史的にロシアとの関係が深く、また政変が続発しているため、イスラエルとの関係は終末には壊れている可能性が高いです。ちなみに北朝鮮がこの戦争に加わる場合(恐らく加わります)、朝鮮人の大半は歴史の始めから、濊族(第2回参照)の時から略奪を重ね続けて来た(新羅の入寇刀伊の入寇元寇応永の外寇拉致問題、韓国対日賠償問題など)ことになります。そんな彼らのためにも主イェスが死と復活の救いの道を開いてくださったことを考えると、主のゆるしの業を感じずにはおれないのです。

エジプトは共産中国と仲が良いですが、同時に親米国です。現在共産中国は、エジプト、ロシア双方と緊密な関係を有します。このことを考えても、共産中国の滅亡によって旧ソ連やイランなどを除き、親中国家が一斉に欧米側(西側)に回ることが予想できます。エジプトは終末には、かつて戦友だったロシアやイランに目の敵にされるのです。

シェバやデダンやタルシシュの商人たち、およびそのすべての若い獅子たちは、あなたに聞こう。『あなたは物を分捕るために来たのか。獲物をかすめ奪うために集団を集め、銀や金を運び去り、家畜や財産を取り、大いに略奪をしようとするのか』と。(エゼキエル38:13)

シェバやデダンとはサウジアラビア、タルシシュはスペインで、また当時ヨーロッパ一繁盛していたところです。そしてそのすべての若い獅子たちとは、タルシシュから生まれた国を意味します。つまりサウジアラビアとヨーロッパ、その入植地から生まれたアメリカ諸国、オセアニア諸国が、政治家と経済界共に満場一致でイスラエルとエジプトを支持し、東側諸国を非難します。欧米諸国に支配されたことのある東南アジア諸国、南アジア諸国や欧米諸国の盟友である日本、韓国、中華民国もこれに追随します。

しかし、東と北からの知らせが彼を脅かす。彼は、多くのものを絶滅しようとして、激しく怒って出て行く。(ダニエル11:44)

この東と北はエジプトから見てです。東とは湾岸諸国、北はヨーロッパ諸国です。多くのものを絶滅とは核兵器使用のことです。自らが孤立していることがわかったロシアは、戦争目的を略奪から核兵器による大量虐殺へと転換します。

彼は、海と聖なる山との間に、本営の天幕を張る。しかし、ついに彼の終わりが来て、彼を助ける者はひとりもない。(ダニエル11:45)

ゴグがイスラエルを攻めるその日、ー神である主の御告げーわたしは怒りを燃え上がらせる。わたしは、ねたみと激しい怒りの火を吹きつけて言う。その日には必ずイスラエルの地に大きな地震が起こる。海の魚も、空の鳥も、野の獣も、地面をはうすべてのものも、地上の人間も、わたしの前で震え上がり、山々はくつがえり、がけは落ち、すべての城壁は地に倒れる。わたしは剣を呼び寄せて、わたしのすべての山々でゴグを攻めさせる。ー神である主の御告げー彼らは剣で同士打ちをするようになる。わたしは疫病と流血で彼に罰を下し、彼と、彼の部隊と、彼の率いる多くの国々の民の上に、豪雨や雹や火や硫黄を降り注がせる。わたしがわたしの大いなることを示し、わたしの聖なることを示して、多くの国々の見ている前で、わたしを知らせるとき、彼らは、わたしが主であることを知ろう。(エゼキエル38:18〜23)

海は地中海、聖なる山とはヘルモン山のことです。ヘルモン山は約束の地の北限です(ヨシュア11:17、12:1、13:5)。つまり東側諸国軍がレバノン南部に布陣し、核兵器を運び込んで籠城戦をするために北へ退却するのです。レバノン南部は、現在イランやシリアの支援を受け、反欧米・イスラエル殲滅を掲げるシーア派武装組織ヒズボッラーの拠点です。イランやシリアは北朝鮮から手厚い支援を受けています。

しかし、イスラエル震源とした大地震が起こります。この地震は地球規模です。すべての生物と人間が主の前で恐怖のあまり震え上がるのです。山々はくつがえり、がけは落ちる、つまり世界各地で土砂崩れが頻発します。そして主は東側諸国に疫病と同士討ちという罰を下します。それに加え、豪雨と雹と火と硫黄が降り注ぎます。東側諸国の上には七つの罰が下されるのです。地球規模の大地震、疫病、同士討ち、豪雨、雹、火、硫黄です。東側諸国は、お互いの間でほとんど言葉が通じません。豪雨で視界が閉ざされ、雹で兵士が次々と殺され、火と硫黄で窒息者が続出したり、火薬に引火して大爆発が起きたりで、大惨事です。しかし東側諸国は総力を挙げてイスラエルとエジプトを侵略しているので、残った武器弾薬でも7年間イスラエル人が火を燃やす材料にするほどです。武器弾薬が多いのに加え、視界が閉ざされたことによる事故、火や硫黄による事故、地震による土砂崩れ、急患の続出、そして機械が破壊されたことによる混乱と、それによる同士討ちで、東側諸国軍は一瞬で玉砕してしまうのです。東側諸国は世界中を敵に回しているため、レバノン南部で孤立し、全滅してしまうのです。そしてもし北朝鮮がこの日まで存続できたとしても、反イスラエル・親露・共産主義的なところを考慮すると、ロシアなどとともに一瞬で滅びてしまうのです。1948年に誕生し、中国とソ連の対立を超えて冷戦を生き延び、核保有国にまでなり、一見磐石のように見える北朝鮮も、主の災害の前には無力なのです。

 

南北朝鮮統一はいつ起こるかわかりません。もし統一のめどが立たなくなった場合、北朝鮮がロシアとともにイスラエルを直接攻撃する日が来るかもしれません。もしそうなった場合、朝鮮人は歴史の始めからまともに統一して来たことがない民族になります。部落ごとで争い、中国などの大国に支配され、搾取され、立ち向かう気力も骨抜きとなり、極度に貧しく、飢餓と暴力と暴政と疫病に覆われ、日本の助けによって統一国家として独立できて(1895〜1910)もすぐに大国に媚びへつらい、日本によって近代国家にされてもその後すぐ分裂し、最悪、世界の終わりまで分裂し、争い続ける。いくら人間が暗い面を持っているとはいえ、これはないだろというほどのお粗末で悲惨な歩みです。しかしそんなことがあっても、朝鮮人をあしざまにけなす理由には絶対になりません。一人一人悪いところはあれど、良いところもあるし、人それぞれ性格も違い、自らの欲を生かすためだけに争うことを恥じ、一生懸命努力している人もいる。何よりそんな朝鮮人も皆、もれなく主イェスの十字架と復活の救いの対象であるということを、絶対に忘れてはいけません。人は過去、現在、未来、いかなる歩みを刻もうとも、主イェスの十字架と復活の救いを自分のためと信じるなら、永遠の救いに漏れることは全くないのです。ハレルヤ。

 

神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。(ヨハネ3:16)

わたしは、渇く者には、いのちの水の泉から、価なしに飲ませる。勝利を得る者は、これらを相続する。わたしは彼の神となり、彼はわたしの子となる。(黙示録21:6〜7)

 

(完)