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朝鮮史シリーズ第1回 古朝鮮の真実

みなさんこんにちは。梶原です。

今回は、朝鮮史シリーズを書いてみます。そして聖書とつなげ、私たちが何を学べるかを見ていきます。

 

早速ですが、みなさん、古朝鮮という言葉はご存知でしょうか?古朝鮮とは、韓国・北朝鮮で朝鮮創成期の諸王朝の総称とされており、

檀君朝鮮(前2333-前1112)

箕子朝鮮(前1112-前194)

衛氏朝鮮(前194-前108)

に分けられます。

 

さて、この3王朝について、韓国・北朝鮮での通説と実態を対比してみます。

1  韓国・北朝鮮での通説

1) 檀君朝鮮(前2333-前1112)

天の神桓因(ファンイン)が治める桓国(モンゴルと南シベリア)の一部を率いて妙香山に降臨した神の子桓雄(ファンウン)が倍達(ペダル)国を建て、白頭山に住んでいた虎と熊が人になることを望んだところ、熊が人になることに成功したので虎を追い払ってその熊(熊女、ウンニョ)を寝取り、その二人の間に生まれた檀君(タングン)が建てた王朝です。檀君は前1112年に中国からの移民箕子(キジャ)に国を譲り、阿斯達(アサダル、平壌北東にある山)に隠居して1908年まで生き、その山神になったとのこと。

2) 箕子朝鮮(前1112-前194)

中国・殷(商)28代王文武丁の子箕子(キジャ)が殷滅亡後に殷の後継王朝である周によって朝鮮に封じられ、それによって前1112年に檀君から国を譲られて40代余続いた王朝です。周衰退後は華北の燕と結んだが、のちに燕(前222滅亡)を恐れて遼東まで撤退したために弱体化し、燕(当時漢の一地方)の軍人衛満が前195年亡命してきたのを受け入れたところ、彼が王位を奪ってしまいました。

3) 衛氏朝鮮(前194-前108)

同時代の歴史書に最初に登場する王朝。燕の亡命軍人衛満(ウィマン)が部下を率いて箕子朝鮮を倒して建てましたが、彼の孫衛右渠(ウィウゴ)の代になると、漢に反逆的であることを理由に侵攻され、前108年に滅ぼされてしまいます。

2 実態

1) 檀君朝鮮

三国史記(1143年から1145年に書かれた、現存する朝鮮最古の史書)から脱落した説話集である三国遺事(1290年ごろ)に書かれてある神話です。韓国・北朝鮮での通説ではこれが事実となっていますが、実はただの強姦神話でしかありません。そもそも神の子が熊を人間にして寝取ったなんでことを事実として学校として教えているのは、なんなのかなと思ってしまいます。

2) 箕子朝鮮

現在の中国・遼寧省の遼河流域にあった遼河文明の末期時代である、夏家店上層文化のことです。この文化は殷の滅亡によって故郷を追われた人々が、夏家店下層文化(ウラル系による古来の遼河文化)を乗っ取って建てられました。それを朝鮮とこじつけているだけのことです。ちなみに韓国・北朝鮮では、中国への隷属として忌避されており、この王朝を否定して檀君を絶対視する風潮が強めです。

3) 衛氏朝鮮

史書に最初に登場する朝鮮の勢力ですが、国家ではなくて盗賊集団です。燕(当時は漢の一部)の軍人である衛満が、主人の謀反疑惑による討伐を避けるために東方に逃れ、中国と日本の交易の使者を襲って食いつなぐために結成しました。現在の北朝鮮の主都である平壌は、彼らが築いた砦が始まりです。あまりにも彼らの襲撃が悪質なため、前108年に漢に滅ぼされてしまいます。朝鮮の伝統歴史学では、逆賊の支配する国家として忌避されています。

 

という具合に、韓国・北朝鮮では自国の起源とされる古朝鮮の実態は、強姦神話だったりこじつけだったり盗賊集団だったりと、なんともお粗末なものです。

しかしなぜ、この事実を曲げてまで、自国の古さを主張しなければならないのでしょう?アメリカは1776年に建てられているし、アフリカ(サハラ以南)も本格的に王朝が出来始めたのは1000年ほど前からです。

実は、これは中華思想という、中国とその属国が世界一偉いと主張する人種差別主義に基づいて、中国5000年、それに次いで古い5000年の朝鮮、そして2000年にわたる日本(これについてはまた書きます)といった、なんでも上下関係とくっつけようとする形式美にこだわったお粗末な考えによるものです。中国は長らく朝鮮の主人で、朝鮮から徹底的な搾取を行なっていました。その中国は長らくモンゴル人や満州人などの北方民族の侵入に悩まされていたため、民族としての結束を図るために中華思想という自民族中心主義が生まれたのです。朝鮮は中国から搾取され、自尊心を踏みにじられたことによる苦難を誤魔化すために、中華思想を奉じて中国から独立している国々(日本)などを軽蔑して来たのです。

思ったのですが、朝鮮はもう中国の属国ではありません。それでも歴史を捏造する必要があるのでしょうか?歴史を捏造しないと自分たちの価値が無くなるのでしょうか?歴史は何も変えることのできない主のご計画の結果であり、それを曲げようとするのは、問題と言えるのではないでしょうか?中国は中国、朝鮮は朝鮮です。一人一人それぞれ長所と短所があるのです。主イエス朝鮮人のためにも死なれ、復活され、これを信じれば救われるとしてくださったのです。これで十分ではないでしょうか。

天の下には、何事にも定まった時期があり、すべての営みには時がある。(伝道者の書3:1)

神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。(ヨハネ3:16)